iOSのAppTrackingTransparency(ATT)を導入してからiOSアプリのAdMobの広告収入が大体1割から2割くらい落ちてしまったのですが、AppTrackingTransparencyの許可が広告収入にどのくらい影響があるのかいまいち把握できていませんでした。
最近、AppTrackingTransparencyの許可率を調べる方法がわかったので、今後の為にメモとして残しておきたいと思います。
AppTrackingTransparency(ATT)の許可率を調べる方法
AppTrackingTransparency(ATT)を導入してすぐの頃、AppStoreConnect上でATTの許可率を調べられないかと思って色々調べてみたのですが、僕の調べた限りではAppStoreConnect上ではATTの許可率が見られませんでした。(僕が見つけられなかっただけであるのかもしれませんが)
最近になって、広告計測ツール「AppsFlyer」を導入すればATTの許可率を見られることを知りました。
AppsFlyerの導入は会員登録してプラグインをアプリに入れるだけでOKです。(基本利用は無料)
アプリの管理画面>SDK情報からATTのステータス(許諾・拒否・未許可等)や、アプリバージョンごとの同意率などを確認できます。
アプリ内でATTの同意を求める独自のポップアップを実装した後、アプリのバージョンごとの同意率を計測すれば、ATTの同意率が上がるか検証できたりしそうです。
ATTの許可率を見る限り、同意しているのは2割程度で、それ以外は拒否や未許可なので、ユーザーへ適切な広告が表示されない場合が多くなって広告収益が下がっているようなので、ATTの許可率は広告収益にかなり影響があることがわかりました。
アプリ内ポップアップなど、ATTの許可率をあげる施策がどこまで効果があるのかはわかりませんが、ATTの許可率を参考に色々と施策を打った方が広告収益アップにつながりそうな気がしました。
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