AppSeedのアプリ開発ブログ

アプリ開発会社AppSeed(アップシード)開発担当のブログです。iOS、Android、Unity、Cocos2d-xなどアプリ開発関連のTipsや備忘録、アプリ開発に役立つ情報を発信します。

日記アプリが再びリジェクト・・・「Guideline 2.3.3 - Performance - Accurate Metadata」

develop.hateblo.jp

 

前回までのあらすじ。

日記アプリが完成したので申請を出したところ、「Guideline 2.1 - Information Needed」というリジェクトを受けたので、Appleから指摘のあった項目についてApp Storeレビューガイドラインと照らし合わせてみました。

 

App Storeレビューガイドラインを確認した限り、今回のアプリに含まれていない機能などの心当たりのない指摘ばかりだったので、

指摘された項目について、1個1個コメントをしてAppleへ返信したら、Appleから連絡がありました。

 

Appleから返信

 

差出人: Apple
Hello,

Thank you for your response.

We will continue to review your app, and will notify you if there are any further issues.

Best regards,

App Store Review
 

Google翻訳

ご回答いただきありがとうございます。

私たちはあなたのアプリを引き続きレビューし、それ以上の問題がある場合はあなたに通知します。

宜しくお願いします

 

どうやらレビューを再開してくれたようです。

そして数時間後、再度Appleから返信がありました。

 

Appleから返信2 「Guideline 2.3.3」のリジェクト。。

 

Appleからの2回目の返信はこんな感じでした↓

差出人: Apple
  • 2. 3 Performance: Accurate Metadata

Guideline 2.3.3 - Performance - Accurate Metadata



We noticed that your screenshots do not sufficiently reflect your app in use.

Specifically, your 6.5-inch iPhone screenshots do not display the app in the correct device frame.

Next Steps

To resolve this issue, please revise your screenshots to ensure that they accurately reflect the app in use on the supported devices. For iPhone, you need a set of 5.5-inch display screenshots and for iPad, you need a set for 12.9-inch display. This set will be scaled appropriately down to other device sizes when viewed on the App Store in each territory.

Note that 6.5-inch display assets for iPhone XS Max are optional, and can scale down to iPhone XR, iPhone XS, and iPhone X. Screenshots that include features like rounded corners or sensor housing should only be used for the 6.5-inch or 5.8-inch display.

Resources

For resources on creating great screenshots for the App Store, you may want to review the App Store Product Page information available on the Apple developer portal.

Please ensure you have made any screenshot modifications using Media Manager. You should confirm your app looks and behaves identically in all languages and on all supported devices. Learn how to use Media Manager to add custom screenshots for each display size and localization.

Please see attached screenshots for details.

Since your App Store Connect status is Metadata Rejected, we do NOT require a new binary. To revise the metadata, visit App Store Connect to select your app and revise the desired metadata values. Once you’ve completed all changes, reply to this message in Resolution Center and we will continue the review.

 Google翻訳

差出人:アップル
2. 3パフォーマンス:正確なメタデータ
ガイドライン2.3.3 - パフォーマンス - 正確なメタデータ


あなたのスクリーンショットでは、使用中のアプリが十分に反映されていないことがわかりました。

具体的には、6.5インチiPhoneスクリーンショットでは、正しいデバイスフレームにアプリが表示されません。

次のステップ

この問題を解決するには、スクリーンショットを改訂して、サポートされているデバイスでアプリが使用されていることを正確に反映させるようにしてください。 iPhoneの場合、5.5インチのディスプレイスクリーンショットが必要で、iPadの場合は12.9インチのディスプレイが必要です。このセットは、各地域のApp Storeで見ると、他のデバイスサイズに合わせて適切にスケールされます。

iPhone XS Maxの6.5インチディスプレイアセットはオプションで、iPhone XRiPhone XS、およびiPhone Xにスケールダウンすることができます。丸みを帯びたコーナーやセンサーハウジングなどの機能を含むスクリーンショットは、6.5インチまたは5.8インチインチディスプレイ。

リソース

App Storeの素晴らしいスクリーンショットを作成するためのリソースについては、Appleの開発者ポータルにあるApp Storeの製品ページの情報を参照してください。

Media Managerを使用してスクリーンショットを変更したことを確認してください。アプリの外観を確認し、すべての言語とサポートされているすべてのデバイスで同じように動作する必要があります。 Media Managerを使用して、ディスプレイのサイズとローカリゼーションごとにカスタムスクリーンショットを追加する方法を学びます。

詳細は付属のスクリーンショットをご覧ください。

App Store ConnectのステータスはMetadata Rejectedであるため、新しいバイナリは必要ありません。メタデータを修正するには、App Store Connectでアプリケーションを選択し、目的のメタデータ値を修正してください。すべての変更を完了したら、解決センターでこのメッセージに返信して、レビューを続行します。

 

 

もう一度リジェクトされたのは残念でしたが、昨日のAppleへの返信後、ちゃんとレビューを再開してくれていたことにびっくりしました。

以前リジェクトされたアプリについてAppleの担当者とやりとりした際は、どんな連絡をしても全く同じ内容を返してくることがあったので。。。

 

もしかしたら、良い審査担当の人に当ったのかもです。 (真相はわかりませんが)

あと、前回のリジェクトで、大量の指摘をされていたにも関わらず、今回の指摘はスクリーンショットの指摘のみ。。

前回のリジェクトはなんだったんだよ!って突っ込みたくなりました。。

 

「Guideline 2.3.3」のリジェクト内容

f:id:no-work-no-life-4081:20181024114330j:plain

今回リジェクトを受けたのは、「Guideline 2.3.3 - Performance - Accurate Metadata」というメタデータ関連のリジェクトで、どうやら僕の提出したスクリーンショットがそれぞれの端末に適した画面デザインではなかったことが原因のようです。

iPhoneXS Max向けのスクリーンショットを登録するところに、上記のスクリーンショットを登録しました。

おそらくスクリンショットのiPhoneのデザインが古いモデルのやつってことと、画面レイアウトがiPhoneXS Maxのそれじゃないってことが理由と思われます。

とりあえず、アプリの説明を入れるのは一旦諦めて、普通にXcodeiPhoneシミュレーターで撮影したスクリーンショットを登録することにしました。

まずはリリースを優先させたいと思います。

(他のアプリではiPhoneに合ったスクリーンショットが登録されているのは少ないように感じるので、なぜ今回のスクリーンショットがダメだったのかあまり納得できていませんが。。)

 

これでアプリ審査が通るといいな。。。

 

 

【追記】アプリ審査通過!

 

今日の朝、Appleからメールが届きました。

The status of your app, Simple photo diary app -Nikky-, is now "Ready for Sale".

 

 

The following app has been approved for the App Store:

App Version Number: 1.0

App Type: iOSApp

 

App Name: Nikky

For details on marketing your app, including information on using the App Store badge and Apple product images, messaging and writing style, legal requirements, and more, read the App Store Marketing Guidelines.

If you have any questions, contact us.

Best regards,
App Store Review

 

 なんとか審査通過したのでよかったです。。

 

 

今回のアプリ審査に関しての反省と今後の対応策

 

リジェクト1回目:Guideline 2.1 -Information Needed

develop.hateblo.jp

 

まず、最初のGuideline2.1のリジェクトに関しては、Appleがアプリの内容に関して誤解していたため、大量の指摘を受けました。

今後アプリを申請する時に気をつけるべきこととしては、

「アプリの内容がわかりやすいようにアプリ説明文や審査用のメモをわかりやすくする必要がある」

Appleからの指摘に丁寧に答える・どこがおかしいのか確認してみる」

が大事だなと思います。

 

リジェクト2回目:Guideline 2.3.3 - Performance - Accurate Metadata

2回目のGuideline2.1のリジェクトに関しては、iPhoneのサイズごとのスクリーンショットが実際のアプリの見た目と異なっていたことが原因だったようなので、

iPhoneスクリーンショットサイズに合わせてアプリの見た目も合わせる」

ことが重要だと思いました。

 

今回のアプリ審査は久しぶりにリジェクトを受けたので多少焦りましたが、無事リリースにもっていけたのでよかったです。

 

今後のアプリ審査時は上記の点にも気をつけたいと思います。