前回までのあらすじ。
日記アプリが完成したので申請を出したところ、「Guideline 2.1 - Information Needed」というリジェクトを受けたので、Appleから指摘のあった項目についてApp Storeレビューガイドラインと照らし合わせてみました。
App Storeレビューガイドラインを確認した限り、今回のアプリに含まれていない機能などの心当たりのない指摘ばかりだったので、
指摘された項目について、1個1個コメントをしてAppleへ返信したら、Appleから連絡がありました。
Appleから返信
ご回答いただきありがとうございます。
私たちはあなたのアプリを引き続きレビューし、それ以上の問題がある場合はあなたに通知します。
宜しくお願いします
どうやらレビューを再開してくれたようです。
そして数時間後、再度Appleから返信がありました。
Appleから返信2 「Guideline 2.3.3」のリジェクト。。
Appleからの2回目の返信はこんな感じでした↓
- 2. 3 Performance: Accurate Metadata
差出人:アップル
2. 3パフォーマンス:正確なメタデータ
ガイドライン2.3.3 - パフォーマンス - 正確なメタデータ
あなたのスクリーンショットでは、使用中のアプリが十分に反映されていないことがわかりました。具体的には、6.5インチiPhoneのスクリーンショットでは、正しいデバイスフレームにアプリが表示されません。
次のステップ
この問題を解決するには、スクリーンショットを改訂して、サポートされているデバイスでアプリが使用されていることを正確に反映させるようにしてください。 iPhoneの場合、5.5インチのディスプレイスクリーンショットが必要で、iPadの場合は12.9インチのディスプレイが必要です。このセットは、各地域のApp Storeで見ると、他のデバイスサイズに合わせて適切にスケールされます。
iPhone XS Maxの6.5インチディスプレイアセットはオプションで、iPhone XR、iPhone XS、およびiPhone Xにスケールダウンすることができます。丸みを帯びたコーナーやセンサーハウジングなどの機能を含むスクリーンショットは、6.5インチまたは5.8インチインチディスプレイ。
リソース
App Storeの素晴らしいスクリーンショットを作成するためのリソースについては、Appleの開発者ポータルにあるApp Storeの製品ページの情報を参照してください。
Media Managerを使用してスクリーンショットを変更したことを確認してください。アプリの外観を確認し、すべての言語とサポートされているすべてのデバイスで同じように動作する必要があります。 Media Managerを使用して、ディスプレイのサイズとローカリゼーションごとにカスタムスクリーンショットを追加する方法を学びます。
詳細は付属のスクリーンショットをご覧ください。
App Store ConnectのステータスはMetadata Rejectedであるため、新しいバイナリは必要ありません。メタデータを修正するには、App Store Connectでアプリケーションを選択し、目的のメタデータ値を修正してください。すべての変更を完了したら、解決センターでこのメッセージに返信して、レビューを続行します。
もう一度リジェクトされたのは残念でしたが、昨日のAppleへの返信後、ちゃんとレビューを再開してくれていたことにびっくりしました。
以前リジェクトされたアプリについてAppleの担当者とやりとりした際は、どんな連絡をしても全く同じ内容を返してくることがあったので。。。
もしかしたら、良い審査担当の人に当ったのかもです。 (真相はわかりませんが)
あと、前回のリジェクトで、大量の指摘をされていたにも関わらず、今回の指摘はスクリーンショットの指摘のみ。。
前回のリジェクトはなんだったんだよ!って突っ込みたくなりました。。
「Guideline 2.3.3」のリジェクト内容
今回リジェクトを受けたのは、「Guideline 2.3.3 - Performance - Accurate Metadata」というメタデータ関連のリジェクトで、どうやら僕の提出したスクリーンショットがそれぞれの端末に適した画面デザインではなかったことが原因のようです。
iPhoneXS Max向けのスクリーンショットを登録するところに、上記のスクリーンショットを登録しました。
おそらくスクリンショットのiPhoneのデザインが古いモデルのやつってことと、画面レイアウトがiPhoneXS Maxのそれじゃないってことが理由と思われます。
とりあえず、アプリの説明を入れるのは一旦諦めて、普通にXcodeのiPhoneシミュレーターで撮影したスクリーンショットを登録することにしました。
まずはリリースを優先させたいと思います。
(他のアプリではiPhoneに合ったスクリーンショットが登録されているのは少ないように感じるので、なぜ今回のスクリーンショットがダメだったのかあまり納得できていませんが。。)
これでアプリ審査が通るといいな。。。
【追記】アプリ審査通過!
今日の朝、Appleからメールが届きました。
The status of your app, Simple photo diary app -Nikky-, is now "Ready for Sale".
The following app has been approved for the App Store:
App Version Number: 1.0
App Type: iOSApp
App Name: Nikky
For details on marketing your app, including information on using the App Store badge and Apple product images, messaging and writing style, legal requirements, and more, read the App Store Marketing Guidelines.
If you have any questions, contact us.
Best regards,
App Store Review
なんとか審査通過したのでよかったです。。
今回のアプリ審査に関しての反省と今後の対応策
リジェクト1回目:Guideline 2.1 -Information Needed
まず、最初のGuideline2.1のリジェクトに関しては、Appleがアプリの内容に関して誤解していたため、大量の指摘を受けました。
今後アプリを申請する時に気をつけるべきこととしては、
「アプリの内容がわかりやすいようにアプリ説明文や審査用のメモをわかりやすくする必要がある」
「Appleからの指摘に丁寧に答える・どこがおかしいのか確認してみる」
が大事だなと思います。
リジェクト2回目:Guideline 2.3.3 - Performance - Accurate Metadata
2回目のGuideline2.1のリジェクトに関しては、iPhoneのサイズごとのスクリーンショットが実際のアプリの見た目と異なっていたことが原因だったようなので、
「iPhoneのスクリーンショットサイズに合わせてアプリの見た目も合わせる」
ことが重要だと思いました。
今回のアプリ審査は久しぶりにリジェクトを受けたので多少焦りましたが、無事リリースにもっていけたのでよかったです。
今後のアプリ審査時は上記の点にも気をつけたいと思います。