AppSeedのアプリ開発ブログ

アプリ開発会社AppSeed(アップシード)開発担当のブログです。iOS、Android、Unity、Cocos2d-xなどアプリ開発関連のTipsや備忘録、アプリ開発に役立つ情報を発信します。

App Store レビューガイドラインを読んでリジェクト対策を考えてみた

 

develop.hateblo.jp

 

日記アプリがリジェクトされてしまったので、

審査を通すためにApp Storeレビューガイドラインを読んでリジェクト対策を考えてみました。

 

リジェクト内容

 

今回のリジェクト内容としては以下です。

1.1.6 - Include false information, features, or misleading metadata.

2.3.0 - Undergo significant concept changes after approval

2.3.1 - Have hidden or undocumented features, including hidden "switches" that redirect to a gambling or lottery website

3.1.1 - Use payment mechanisms other than in-app purchase to unlock features or functionality in the app

3.2.1 - Do not come from the financial institution performing the loan services

4.3.0 - Are a duplicate of another app or are conspicuously similar to another app

5.2.1 - Were not submitted by the legal entity that owns and is responsible for offering any services provided by the app

5.2.3 - Facilitate illegal file sharing or include the ability to save, convert, or download media from third party sources without explicit authorization from those sources

5.3.4 - Do not have the necessary licensing and permissions for all the locations where the app is used

 

以下Google翻訳です。

 

1.1.6 - 誤った情報、機能、または誤解を招くようなメタデータを含める。

2.3.0 - 承認後に大きなコンセプト変更を受ける

2.3.1 - ギャンブルや宝くじのウェブサイトにリダイレクトする隠された「スイッチ」を含む、隠された、または文書化されていない機能を持つ

3.1.1 - アプリ内の機能以外の支払いメカニズムを使用して、アプリ内の機能を無効にする

3.2.1 - 融資サービスを行っている金融機関から来ていない

4.3.0 - 別のアプリと重複しているか、他のアプリと著しく類似している

5.2.1 - 法人によって提出されたものではなく、アプリが提供するサービスを提供する責任を負う

5.2.3 - 違法なファイル共有を容易にする、または、そのソースからの明示的な許可なしに第三者ソースからメディアを保存、変換、またはダウンロードする機能を含む

5.3.4 - アプリケーションが使用されているすべての場所に必要なライセンスと権限を持っていない

 

合計で9個の点で指摘を受けたようです。(多すぎ。。)

 

Appleからのメッセージによると上記の項目でガイドラインに違反していないか確認して、メッセージへ返信してくださいと書いてあったので、

とりあえず、一個一個ガイドラインと照らし合わせて対策方法を考えたいと思います。

 

Guideline 1.1.6

まず1.1.6はガイドラインによると、以下です。(Google Chromeにより翻訳)

  • 1.1.6 誤ったデバイスデータやトリック/ジョーク機能(偽のロケーショントラッカーなど)を含む誤った情報と機能。 アプリが「エンターテイメント目的のため」であると述べると、このガイドラインを克服することはできません。 匿名またはいたずら電話またはSMS / MMSメッセージングを可能にするアプリは拒否されます。

 誤ったデバイスデータや偽のロケーショントラッカー機能のようなものはいけないとのことですが、今回作った日記アプリではそのような機能はありません。

 

Guideline 2.3

2.3はガイドラインによると以下

2.3正確なメタデータ
顧客はアプリをダウンロードしたり購入したりするときに何を得ているのかを知る必要があります。アプリの説明、スクリーンショット、プレビューにアプリの中核的な経験が正確に反映されていることを確認してください。

アプリの説明やスクリーンショット、プレビューにアプリの情報が正確に反映されている必要があるようです。

 

Guideline 2.3.1

2.3.1はガイドラインによると以下

2.3.1あなたのアプリに隠された機能や文書化されていない機能を含めないでください。 あなたのアプリの機能は、エンドユーザとApp Reviewにとっては明らかです。 同様に、アプリをApp Storeに販売したり、実際には提供しないコンテンツやサービス(iOSベースのウイルスやマルウェアスキャナなど)をオフラインで販売しないでください。 暴力的または反復的な行動は、開発者プログラムからの削除の根拠です。 私たちは、App Storeを信頼できるエコシステムにして、アプリ開発者がそれに従うことを期待しています。 あなたが不正直な人なら、私たちはあなたと仕事をしたくありません。

隠された機能を含めてはいけないとのことです。

特に怪しい機能は入れていないはずなので、なぜ指摘されているのか不明です。。

 

Guideline 3.1.1

3.1.1はガイドラインによると以下

3.1.1アプリ内購入:
アプリ内の機能や機能のロックを解除するには(登録、ゲーム内通貨、ゲームレベル、プレミアムコンテンツへのアクセス、フルバージョンのロック解除など)、アプリ内購入を使用する必要があります。アプリケーションは、ライセンスキー、拡張現実マーカ、QRコードなどのコンテンツや機能のロックを解除するために、独自のメカニズムを使用することはできません。アプリケーションとそのメタデータには、購入メカニズムに顧客を誘導するボタン、外部リンク、アプリ内購入以外
アプリはアプリ内購入通貨を使用して、顧客がアプリ内のデジタルコンテンツプロバイダに「ヒント」することができるようにすることができます。
アプリ内購入で購入したクレジットやゲーム内の通貨は期限切れにならないので、復元可能なアプリ内購入のための復元メカニズムがあることを確認する必要があります。
正しい購入可能タイプを割り当てることを忘れないと、あなたのアプリは拒否されます。
アプリは、直接または間接的に、アプリ内購入コンテンツ、機能、または消耗品を他人に贈与することを許可してはいけません。
Mac App Store経由で配布されるアプリは、App Store以外のメカニズムで有効になっているプラ​​グインや拡張機能をホストすることがあります。
「略奪箱」または購入のためのランダム化された仮想アイテムを提供する他のメカニズムを提供するアプリケーションは、購入前に各タイプのアイテムを顧客に受け取る確率を開示しなければならない。
ノンサブスクリプションアプリは、無料の時間ベースの試用期間を提供する前に、命名規則「XX-day Trial」に従う価格ティア0の非消耗品IAPアイテムを設定することにより、フルロック解除オプションを提示することができます。試用期間中、試用期間終了時にもはやアクセスできないコンテンツやサービス、および完全な機能を実現するためにユーザが支払う必要があるダウンストリーム料金を明示する必要があります。レシートとデバイスチェックを使用して、コンテンツアクセスと試用期間の管理の詳細を確認してください。

こちら、アプリ内課金に関する指摘ですが、今の所アプリ内課金は導入していないので、これもなぜ指摘されているのか謎です。

可能性として考えられるのは、AdMobの動画リワード広告を見ることで、一定時間広告を消せるようにしてます。

他のアプリでは普通にやられているものではあるので、もしこれが原因で指摘を受けているとしたら一旦機能を削除しかないかなと思います。

 

Guideline 3.2.1

3.2.1はガイドラインによると以下

  • 3.2.1許容可能
    (i)あなたのアプリ内での購入または宣伝のためのあなた自身のアプリを表示する。ただし、アプリは単にあなたのアプリのカタログではない。
    (ii)承認された特定のニーズ(健康管理、航空、アクセシビリティなど)に対応するように設計された第三者アプリのコレクションを表示または推奨すること。あなたのアプリは単なる店頭のように見えないように堅牢な編集コンテンツを提供する必要があります。
    (iii)レンタル期間が終了した後、承認された特定のレンタルコンテンツ(映画、テレビ番組、音楽、書籍など)へのアクセスを無効にする。他のすべての商品やサービスは期限切れになることはありません。
    (iv)ウォレットのパスは、支払いを行い、またはオファーを送信したり、身分証明書(映画のチケット、クーポン、VIP資格など)を提供するために使用できます。他の用途では、アプリの拒否とウォレットの資格情報の取り消しが発生する可能性があります。
    (v)保険アプリは、配布されている地域で法律に準拠して無料でなければならず、アプリ内購入は使用できません。
    (vi)承認された非営利団体は、自分のアプリやサードパーティのアプリで直接資金を調達することができます。ただし、資金調達キャンペーンはすべてのアプリレビューガイドラインに準拠し、Apple Payサポートを提供します。これらのアプリは、資金の使用方法を開示し、必要なすべての地域法および連邦法を遵守し、適切な税額控除がドナーに提供されるようにする必要があります。追加情報は、リクエストに応じてApp Reviewに提供されるものとします。ドナーと他の非営利団体を結ぶ非営利プラットフォームは、アプリに記載されているすべての非営利団体非営利団体の承認プロセスを経ていることを確認する必要があります。承認済みの非営利団体になる方法の詳細をご覧ください。
    (vii)アプリは、(a)贈り主が贈り主によって完全に選択可能な選択であり、(b)100%の払い戻しが行われた場合、アプリケーションはアプリ内購入を使わずに別の個人に贈り物を与えることができる贈り物の受信者。ただし、デジタルコンテンツやサービスを受信することによって、いつでも接続されているか関連付けられているギフトは、アプリ内購入を使用する必要があります。
    (viii)金融取引、投資、またはマネー管理に使用されるアプリは、そのようなサービスを実行する金融機関から提供されるか、または利用規約に準拠して機関が提供する公開APIを使用する必要があります。

    日記アプリなので、上記にあげられているような 投資やマネー取引に使うアプリの機能に関する内容はちょっと違うような気がします。

 これも謎すぎる。。

 

Guideline 4.3

4.3はガイドラインによると以下

4.3スパム
同じアプリの複数のバンドルIDを作成しないでください。 特定の地域、スポーツチーム、大学などのアプリのバージョンが異なる場合は、1つのアプリを送信し、アプリ内購入を使用してバリエーションを提供することを検討してください。 すでに飽和しているカテゴリに積み重なることも避けてください。 App Storeにはおなら、おしゃぶり、懐中電灯、Kama Sutraのアプリがあります。 ストアにスパミングすると、デベロッパープログラムから削除される可能性があります。

要は似たような機能を持つアプリはスパムだから作成するなという意味だと思われますが、今までカレンダーを使ったアプリは出したことがないし、日記アプリも今まで作ったことがありません。

なぜ指摘を受けているのか謎。。

 

Guideline 5.2.1

5.2.1はガイドラインによると以下

5.2.1一般的に:商標、著作物、特許取得済みのアイデアなどの保護された第三者の素材を許可なくあなたのアプリに使用しないでください。あなたのアプリバンドルに、誤解を招く誤った、虚偽の、または模写の表現、名前、 または開発者の名前。 アプリは、知的財産権およびその他の関連する権利を所有またはライセンスしている個人または法人によって提出され、アプリが提供するサービスを提供する責任があります。

著作物を無断で使用していないかに関してですが、特に使用していないのでこれも謎。。。

 

Guideline 5.2.3

5.2.3はガイドラインによると以下

5.2.3オーディオ/ビデオのダウンロード:アプリケーションは、不正なファイル共有を容易にするものではなく、第三者のソース(Apple Music、YouTubeSoundCloud、Vimeoなど)からのメディアの保存、変換、 ソース。 オーディオ/動画コンテンツのストリーミングも利用規約に違反する可能性があるため、アプリがこれらのサービスにアクセスする前に必ず確認してください。 必要に応じて文書を提出する必要があります。

こちらも第三者のものを無断で使用していないかの確認ですが、こちらも特に使用していない。

 

Guideline 5.3.4

5.3.4はガイドラインによると以下

5.3.4リアルマネーゲーム(スポーツ賭博、ポーカー、カジノゲーム、競馬など)や宝くじを提供するアプリは、アプリを使用する場所で必要なライセンスとアクセス権を持っていなければならず、その場所に限定されている必要があります。 App Storeで無料で利用できます。 カードカウンターを含む不正な賭博援助は、App Storeでは許可されていません。 宝くじアプリは配慮、チャンス、賞金を持っている必要があります。

リアルマネーゲームや宝くじのような機能を使ってはいけないとのことですが、そんな機能はどこにもないはず。。なぜこれが指摘を受けているのか謎です。。。

 

リジェクト内容とガイドラインを照らし合わせても、なぜ指摘を受けたかわからず。。

 

リジェクト内容とApp Storeレビューガイドラインを照らし合わせてみましたが、使用していない機能についての内容が多くあったので、Appleが何か誤解しているように思われます。。

アプリを修正して再申請しようかと思いましたが、前みたいに審査が長引く可能性がたかそうな気がしたので、Appleの誤解を解くために問題解決センターでそれぞれのリジェクト内容に関してどうして指摘を受けたのか?と、アプリについての説明をして見ようと思います。

 

とりあえず、状況変わり次第追記したいと思います。

 

続き↓

develop.hateblo.jp