最近cocos2dxでアプリを開発する仕事をしているのですが、
Androidのプロジェクトで修正したはずの箇所がビルドしてみるとなおっていないということが結構ありました。
今回は、「cocos2dx Android版でクリーンビルドする方法」について紹介したいと思います。
cocos2d-x コマンドでビルドする
まず、cocos2d-xでコマンドで普通にビルドする場合は以下のようなコマンドでビルドすると思います。
//cocos2d-x コマンドビルド(Android) cocos compile -s 'プロジェクトパス' --proj-dir 'ディレクトリパス' -p android -m release
上記でビルドして成功すればapkが作成できますが、
cocos2d-xの場合、変更していないクラスなどをコンパイルされずにビルドしてしまう場合(キャッシュ?)があるので、
修正したはずのものが反映されていない現象が多発します。
cocos2d-xはビルドにかかる時間が長いので、キャッシュによりビルド時間が短縮できるメリットもありますが、
修正したはずのものが反映されない原因を調査するなどの余計な時間をとられてしまう場合があるので、おかしい挙動になった場合はクリーンビルドした方がいいと思います。
cocos2d-x クリーンビルドする方法(Android)
cocos2d-xでAndroid版のクリーンビルドしたい場合は、proj.android-studio ▸ app ▸ build以下のファイルを全て削除すればOKです。
ファイルを削除するとcocos2d-xのライブラリ含めクリーンビルドしてくれます。
全部ちゃんとビルドしてくれるのは嬉しいですが、本当に一から全部ビルドしてくれるので、結構な時間はかかるのが難点ですね...
10分以上かかる場合もあるのでだるい...