iPhoneのOSを自動アップデートの設定にしていた関係で、現時点で最新のiOSバージョンiOS14.7.1の端末をXcodeが認識してくれない問題が発生しました。
色々と試した結果解消されたので、今後のためにメモとして残しておきたいと思います。
XcodeからiOS14.7.1のiPhoneに実機転送できない...
Xcode(12.4)でいつも通りiPhoneに実機転送しようとしたところ、unsupported OS versionの表示が出てしまい、実機転送できない問題が発生しました。
おそらくiPhoneを夜間に自動でOSをアップデートするように設定していたことが原因だと思われます。
Xcodeの最新版は現時点で12.5.1ですが、12.5.1でサポートされるのはiOS14.5までで、それ以上になるとXcode13のベータ版を使用する必要があるようです。
ベータ版をできれば入れたくなかったので、とりあえずXcode12.5.1をインストールしようと思ったのですが、Xcode12.5.1はmac OS Big Sur 11じゃないとインストールできないらしいので、まだ mac OS Catalinaを使っていたのでとりあえずmac OSのアップデートをすることにしました。
Xcode12.5.1のインストールが終わらない...
mac OS Big Surにしたあと、Xcodeをアップデートしようとしたのですが、Xcode12.5.1のインストールがなかなか終わりません...
インストールは進んでいるようなのですが、3時間くらい様子見しても一向に終わらずでした。
調べてみると一晩寝かせたら完了した・再起動したら完了したとの記事を見つけたので、とりあえず再起動してみたものの、80%くらいまで進んでいたインストールが最初からになったり、一晩寝かせてみたものの、状況変わらずな感じでした。
どうもOSアップデートしてから動作が鈍かったので、おそらく内部的なアップデートがバックグラウンドで動いているっぽかったので、さらに一晩寝かせたところ、ようやくXcode12.5.1をインストールできました。
Xcode12.5.1でもiOS14.7.1のiPhoneに実機転送できない
Xcode12.5.1ならもしかしたらiOS14.7.1のiPhoneに実機転送できるかもしれないという微かな希望を持っていたのですが、試したところやはりunsupported OS versionの表示で実機転送できませんでした。
Xcodeの既存のOSバージョンのファイルを複製して14.7のファイルを作成する手法
上記を参考に、既存のOSバージョンのファイルを複製して14.7のファイルを作成してみました。
上記の方法だとunsupported OS versionの表示は出なくなったのですが、やはり実機転送時にエラーが出てダメでした。
Xcode12.5.1でiOS14.7.1のiPhoneに実機転送する方法
最終的に、以下のデバイスサポートファイルを
上記で紹介した手法と同様に配置することで解決しました。
イレギュラーな手法ではありますが、とりあえず実機転送ができるようになったのでよかったです。(XcodeのリリースバージョンがiOSに全く追いつかない問題をどうにかしてほしいですね...)
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