最近、仕事でUnity用ビジュアルノベルツール「宴」 |を使いました。
宴はキャラクター同士の会話シーンが簡単に作れたりするので、今後自分でアプリを作る時にも使えそうな便利なツールだと思いました。
今回は、宴を使った際に遭遇したエラーやつまずいた点などをまとめておこうと思います。
Unity用ビジュアルツール「宴(うたげ)」について
画像:https://madnesslabo.net/utage/
宴の使い方や、シナリオの記述フォーマットについては以下のサイトで詳しく説明されています。
宴は、新規のシナリオ用シーンを作って背景設定、キャラの表示切り替え、シナリオジャンプなどもできますが、既存のシーンに会話用のテキストボックスを追加して、背景などのその他の部分は自前で実装といったこともできるのがいいですね。
Unity用ビジュアルツール「宴(うたげ)」でつまづいたポイント
宴の実装自体はチュートリアル通りにやれば簡単にできますが、実装後の動作確認でつまずいた点があったので、今後同じような状況になった場合は気をつけたいと思います。
1.シナリオのエクセルファイルを更新しても反映されない
シナリオのエクセルファイルを更新しても、表示が更新されない状況がありました。
この場合は、「Tools」→「Utage」→「Scenario Data Builder」を選択して、
「Inport Scenario Files」の「Import」を選択すると、シナリオが再読み込みされます。
僕の場合はこれで解消されました。
もし上記でもシナリオが更新されない場合は以下の記事を見た方がいいかもです。
2.「ジャンプ先が存在しないシナリオラベルです」のエラーがでる
もう一つつまづいた点としては、Unityエディター上では動作に問題ないけど、実機で動作確認したら「ジャンプ先が存在しないシナリオラベルです」のエラーがでてシナリオジャンプできない時がありました。(上記の再読み込みをしても改善しなかった。)
このエラーは、シート名の問題があったようです。
シナリオがジャンプできなかったのは、シート名「Start」から、シート名「stage1.1」にジャンプした時でした。
なので、「stage1.1」を「stage1-1」に変更したら無事シナリオが飛ぶようになりました。(シート名に「.」は使わない方が良さそう。)
今の所、つまづいた所は以上です。
上記以外はマニュアルを見れば簡単に実装できたので、ゲームアプリに会話シーンを追加したい場合などに宴はかなり便利だなと思います。