AppSeedのアプリ開発ブログ

アプリ開発会社AppSeed(アップシード)開発担当のブログです。iOS、Android、Unity、Cocos2d-xなどアプリ開発関連のTipsや備忘録、アプリ開発に役立つ情報を発信します。

iOSアプリのリリースビルドを行う際に「private keys are not installed. 」のエラーが出てアップロードできない場合の対処法

 

先日、iOSアプリのバイナリをApp Store Connectにアップロードしようとしたら、

以下のようなエラーが出ました。

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"デベロッパー名" has 3 iOS Distribution certificates but their private keys are not installed. contact the creator of one of these certificates to get a copy of the private key.

 

今後の為に今回はこの対処法についてまとめておきたいと思います。

 

iOS Distribution 証明書関連のエラー

 

一応、Google翻訳にかけてみるとこんな感じです↓

"デベロッパ名"には3つのiOS配布証明書がありますが、それらの秘密鍵はインストールされていません。秘密鍵のコピーを入手するには、これらの証明書のいずれかの作成者に連絡してください。 

 iOS配布証明書はあるけど、プライベートキー(秘密鍵)がないよ!っていうエラーのようです。

 

状況としてはこんな感じでした↓

Apple DeveloperにはiOS Distribution証明書が3つ存在する

iOS Distribution 証明書は古いMacで作成したもので、今回エラーが出たのは新しいMacでビルドした時に出たもの

・古いMacでも現在進行中で開発している

 

「private keys are not installed. 」の対処法

 

iOS配布証明書はあるけど、プライベートキーがないので

対処法としては、以下のような方法があります。

 

1. iOS配布証明書を新しいMacの方で作成する

2.古いMacの方で作成したiOS配布証明書の秘密鍵を.p12ファイルで書き出して、新しいMacにインストールする

 

今回の場合、古いMacの方でも開発をするので、2の秘密鍵を書き出す方法で解決しました。

今回の件を通じて配布証明書が複数あるとあとでどのMacがマスターなのかわかりづらくなるので、1つの配布証明書の秘密鍵を書き出して運用するのがベストだなと思いました。