昨日、前に作った落書きアプリ「Rakugaky」のビルドをしていたら
FirabaseCrash関連のエラーに遭遇しました。
エラーが消せずビルドできない状態に陥ってしまったので、今回はこの件の対処法についてまとめたいと思います。
FirebaseCrashで「symbolFileUploadLocation: The caller does not have permission」のエラー
Rakugakyにはクラッシュ解析ツールの「FirebaseCrash」を導入していたのですが、久しぶりにプロジェクトをビルドしたら以下のようなエラーでビルドができませんでした。
Rakugaky/Pods/FirebaseCrash/upload-sym-util.bash:351: symbolFileUploadLocation: The caller does not have permission
ネットで調べて見ると、以下のツイートがヒットしました。
おおおおー
— ながの (@7gano) 2016年10月14日
しかし同じく
FirebaseCrash/upload-sym-util.bash:351: error: symbolFileUploadLocation: The caller does not have permission
でございます
こちらのやりとりを見る限り、やっぱり権限周りのエラーっぽいのでおそらくFirabaseのプロジェクトの権限設定周りが怪しいかと思われました。
ただ、Firebaseのコンソールを見る限り、FirebaseCrash関連の権限が見当たりません。
なぜ?
FirebaseCrashがいつの間にか利用できなくなっていた
FirebaseCrash関連のドキュメントを読み返してみたら原因が判明しました。
ドキュメントを読む限り、FirebaseCrashは利用できなくなったので、代わりにCrashlyticsを使ってねってことらしいです。
(どうりでエラーが消えないわけだ)
なので、今回の対処法としては、
「Crashlyticsに移行する」ですね。
ここらへんをみればできそう↓
Firebase Crash Reporting から Firebase Crashlytics にアップグレードする | Firebase
とりあえずFirebaseCrash関連のコードを削除したらビルドが通るようになったので、
FirebaseCrashからCrashlyticsに移行するのはまた今度にします。